お疲れ様です!会社員として資産形成に取り組んでいるアライグマです!
「NISAを始めたけど、毎日の値動きが気になって仕事が手につかない…」
「SNSで『暴落が来る』というニュースを見て不安になる…」
そんな「NISA疲れ」を感じていませんか?
将来のために始めた投資なのに、今の生活がストレスになってしまっては本末転倒ですよね。
実は、長期投資を成功させている会社員の多くは、「何かを始めた」のではなく、「何かをやめた」ことがきっかけになっています。
今回は、ある会社員(Aさん・30代)が投資を20年以上続けるために「やめたこと」3選を紹介します。
これらをやめるだけで、資産形成は驚くほど楽に、そして継続しやすくなりますよ。
毎日チャートを見るのをやめた
最初にやめたのは、「毎日のように証券口座のアプリを開いてチャートや損益を確認すること」です。
投資を始めた当初は、自分の資産がどうなっているか気になって仕方ないものですよね。
なぜ毎日見ると疲れるのか
投資を始めたばかりの頃、Aさんは毎日アプリを開いてチャートを確認していたそうです。
昼休みはもちろん、トイレに行くたび、寝る前にも必ずアプリをチェック。
資産が数千円増えていれば「よし!」と喜び、減っていれば「うわ…」と落ち込む。
そんな毎日の繰り返しは、精神的にかなり消耗するものです。
しかし、ある時ふと気づいたそうです。
「長期投資において、今日明日の値動きには何の意味もない」と。
実際のところ、株式市場は短期的には上がったり下がったりを繰り返しますが、10年、20年という長いスパンで見れば、歴史的に右肩上がりで成長してきました。
これは過去のS&P500やオールカントリー(全世界株式)のチャートを見れば一目瞭然です。
私たちに必要なのは、この「長期的な上昇トレンド」に乗ることであり、日々の細かいノイズに一喜一憂することではありません。
見る頻度を減らして得られた変化
Aさんはチャートを見る頻度を「月に1回」に減らしました。
その結果、日々の株価変動によるストレスから解放され、仕事や趣味に集中できるようになったそうです。
意外かもしれませんが、投資のことを考えない時間を増やすことが、長期投資を続けるコツなのです。
暴落時のパニック売りを防ぐ方法については、暴落相場でパニックにならないために:会社員投資家が守るべき『狼狽売り防止』3つのルールの記事でも詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
SNSで「暴落論」を追うのをやめた
次にやめたのが、「SNSやニュースで過度な情報を集めること」です。
情報収集は大切ですが、やりすぎると逆効果になることがあります。
「暴落」という言葉への過剰反応
X(旧Twitter)やYouTubeには、常に刺激的な情報が溢れています。
たとえば、こんな見出しを見たことはありませんか?
- 「【警告】まもなく大暴落が来ます」
- 「もうS&P500はオワコン?次はこれが来る!」
- 「今すぐ逃げろ!」
不安を煽るようなサムネイルやタイトルを見ると、ついクリックしたくなりますよね。
しかし、これらの情報の多くは、短期的なトレーダー向けのものか、単に再生数を稼ぐためのポジショントークであることがほとんどです。
過去を振り返ると、「暴落が来る」と言い続けて何年も経っている「逆神」のような存在も少なくありません。
情報の取捨選択がカギ
長期のインデックス投資家にとって、こうしたセンセーショナルな情報は「ノイズ」でしかありません。
ノイズを取り入れて不安になり、積立を停止したり売却したりしてしまうことこそが、最大のリスクです。
Aさんは「自分は世界経済の長期的な成長に賭ける」と決めてからは、特定のインフルエンサーや煽り系のニュースを意識的に遮断するようにしました。
情報収集は必要最低限にし、自分の信じたインデックスファンドを淡々と買い続ける。
これだけで、投資に対する迷いがなくなったそうです。
長期投資で億り人は本当に可能かどうかについては、インデックス投資だけで億り人になれるのか?会社員が知っておくべき現実と戦略の記事で詳しく解説しています。


上のグラフは、長期投資における資産推移のイメージです。
短期的には上がったり下がったりを繰り返しますが、20年という長いスパンで見れば、右肩上がりに成長していくことが期待できます。
途中で「暴落だ!」と騒がれる局面があっても、長期的には回復してきた歴史があるのです。
タイミングを図って投資するのをやめた
3つ目は、「市場のタイミングを図って売買すること」です。
これは多くの初心者が陥りがちな罠でもあります。
素人がタイミングを当てるのは不可能
「安くなったら買って、高くなったら売ろう」
誰もが一度はそう考えます。
しかし、プロの機関投資家でさえ難しい「底値」や「天井」を、片手間で投資している会社員が当てられるはずがありません。
Aさんも過去に「今は下がりそうだから待とう」と現金を温存していたら、そのまま株価が上昇し続け、結局高い値段で買う羽目になったことがあるそうです。
逆に「暴落だ!」と思って慌てて売ったら、翌日から急回復したことも…。
タイミング投資は、多くの場合、感情に振り回されて損をする結果になりがちです。
ドルコスト平均法の強み
こうした失敗を経て、Aさんは「タイミングを一切考えない」ことにしました。
毎月決まった日に、決まった金額を自動で積み立てる。
株価が上がろうが下がろうが、機械的に買い続ける。
これが「ドルコスト平均法」であり、最も感情に左右されず、かつリターンも安定する方法だと痛感したそうです。
ドルコスト平均法のメリットは、価格が高いときは少なく買い、価格が安いときは多く買うことで、長期的に平均購入単価を抑えられる点にあります。
結果として、一括投資よりもリスクを分散できるのです。
NISAで資産形成をするなら、難しいことは考えず、手数料の安いネット証券で淡々とクレカ積立を設定するのが一番です。
詳しい始め方については、【2026年版】新NISAの始め方完全ガイド:会社員が失敗しないための5ステップの記事で解説しています。
ケーススタディ:Aさんが「やめた」結果どうなったか
ここで、Aさんの具体的な変化を時系列で振り返ってみましょう。
Before:NISA疲れに陥っていた頃
- 状況:30代前半の会社員。年収500万円。NISAを始めて1年目。
- 行動:毎日3〜5回はアプリでチャートをチェック。SNSで投資系インフルエンサーを10人以上フォロー。「暴落予測」の動画を毎日視聴。
- 結果:仕事中も株価が気になって集中できない。含み損が出ると夜も眠れない。家族との時間も上の空。精神的に疲弊し、「もうやめようかな」と何度も思った。
Action:3つのことを「やめた」
- 毎日のチャート確認をやめ、月1回のチェックに変更
- 煽り系インフルエンサーのフォローを全て解除
- タイミング投資を諦め、毎月5万円の自動積立に切り替え
After:3年後の現在
- 状況:評価額は投資元本の約1.3倍に成長。途中で20%の下落も経験したが、売却せずに継続。
- 精神面:投資のことを考える時間が激減。仕事に集中でき、家族との時間も大切にできるようになった。
- 実感:「投資していることを忘れている」くらいがちょうどいいと気づいた。
投資を習慣化するコツについては、投資を続けられない人の共通点と対策:会社員が資産形成を習慣化するための5つのコツの記事も参考にしてみてください。
これから始める人へのアドバイス
これからNISAを始める方、あるいは「最近疲れ気味だな」と感じている方に伝えたいのは、「設定したら、あとは忘れるくらいで丁度いい」ということです。
シンプルな3ステップ
- 長期・分散・積立の王道商品を選ぶ(全世界株式や米国株式インデックス)
- 無理のない金額で自動積立を設定する(月1万円〜5万円が目安)
- 証券アプリをホーム画面から消す(これ重要!)
これだけで十分です。
最初は資産状況が気になるかもしれませんが、3ヶ月もすれば気にならなくなります。
気長に、のんびりと続けていきましょう。
余剰資金があるなら分散も検討
もし余剰資金で少し冒険したくなったら、少額からの分散投資も選択肢の一つです。
たとえば、ポートフォリオの95%をインデックス投資に回し、残り5%を別の資産クラスに充てるという方法があります。
暗号資産に興味がある方は、暗号資産積立の始め方:会社員が月1万円からビットコインで資産防衛する戦略の記事も参考にしてみてください。
ただし、あくまで余剰資金の範囲内で、リスク許容度に応じて検討することが大切です。
失敗しない証券会社選びのポイントは、手数料の安さとツールの使いやすさです。
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まとめ
今回は、「NISA疲れ」を防ぐためにやめた3つのことを紹介しました。
- 毎日チャートを見るのをやめる:日々の変動は長期投資では誤差。月1回のチェックで十分。
- SNSの暴落論を追うのをやめる:ノイズを遮断し、自分の投資方針をブレずに守る。
- タイミング投資をやめる:自動積立に任せて、感情を完全に排除する。
投資において最も大切なのは「市場に居続けること」です。
どんなに優れた投資戦略も、途中で売却してしまっては意味がありません。
疲れてやめてしまうのが一番もったいないのです。
ぜひ、肩の力を抜いて、気楽に長く続けていきましょう!
投資は人生を豊かにするための手段であり、目的ではありません。
今の生活を犠牲にしてまで資産を追い求める必要はないのです。









