お疲れ様です!会社員として資産形成に取り組んでいるアライグマです!
「このまま会社員を続けていて、本当に大丈夫なのだろうか?」
ふとした瞬間に、そんな不安が頭をよぎることはありませんか。
毎月のお給料は入ってくるけれど、税金や社会保険料は上がり続け、手取りは増えない。その一方で物価は上がり、老後2000万円問題などのニュースは見たくなくても目に入ってくる……。
都内の商社で働くEさん(29歳男性)も、かつてはそんな「漠然とした不安」を抱える一人でした。
しかし、あるきっかけから資産形成を始めたことで、彼の日常は劇的に変化しました。それは単に「貯金が増えた」というだけでなく、「人生の選択肢が増えた」という心理的な変化が大きかったようです。
この記事では、Eさんのケーススタディを通して、資産形成がもたらす「数字以外のメリット」と、今日から始められる具体的なアクションプランを紹介します。
資産形成を始めたきっかけ・当時の状況
資産形成への第一歩は、現状を正しく把握することから始まります。
当時のEさんの年収は500万円。同年代の中では平均的か少し良いくらいでしたが、彼の心には常に焦りがありました。
将来への漠然とした恐怖
「貯金はそこそこあるけれど、これをただ銀行に置いておくだけでいいのか?」
「周りの友人がマンションを買ったり結婚したりする中で、自分だけ取り残されているんじゃないか?」
Eさんは当時、毎月の給料をほとんど使い切ってしまう生活を送っていました。飲み会や趣味、そして何となく入ってしまうコンビニでの散財。クレジットカードの明細を見て「またこんなに使ってしまった」と自己嫌悪に陥ることもしばしばでした。
しかし、具体的な金額を把握するのが怖くて、家計簿をつけることからは逃げ続けていたのです。
この「見ないフリ」こそが、不安を増幅させている元凶でした。暗闇の中に何がいるかわからないから怖いように、家計のブラックボックス化が将来への恐怖を生み出していたのです。
会社への依存から脱却したい
そんな彼が資産形成を真剣に考え始めた決定打は、職場の尊敬していた先輩の一言でした。ある日の飲み会で、少し酔った先輩が自虐的にこう言ったのです。
「会社の看板がなくなれば、私はただの無職だ」
その言葉を聞いた瞬間、Eさんはハッとしました。自分もまた、会社という後ろ盾がなければ社会で立っていられない存在なのではないか。もし会社が倒産したり、リストラされたりしたら、翌日からどうやって生きていけばいいのか。
「会社に依存しきった状態は、実はとても脆いのではないか」。そう痛感したEさんは、自らの手で未来を切り拓くための「仕組み」作りを決意したのです。
なお、「NISA疲れ」に要注意!会社員が投資を20年続けるために「やめたこと」3選の記事でも触れていますが、長期的な視点を持つことが不安解消への第一歩です。
資産形成を成功させる具体的ステップ(ケーススタディ)
なぜこれほどまでに多くの人が資産形成に挫折してしまうのでしょうか。それは「気力」や「根性」に頼ってしまうからです。成功の鍵は、一時のやる気に左右されない「強固な仕組み」を構築することにあります。
固定費の徹底的な見直し
Eさんが最初に着手したのは、「固定費の断捨離」でした。
家計簿アプリを入れて支出を可視化したところ、携帯代、サブスクリプション、保険料など、毎月自動的に引き落とされている「固定費」が意外と多いことに気づきました。
まず、スマホを大手キャリアから格安SIMに乗り換えました。これだけで月8,000円から3,000円へ、毎月5,000円の削減です。
次に、ほとんど見ていなかった動画配信サービスや、通っていないジムの会費を解約。これでさらに月5,000円。
合計で月1万円、年間にして12万円もの「使えるお金」を生み出すことに成功しました。
この「痛み」を伴わない節約こそが、資産形成を持続させるための重要なポイントです。食費を削ったり、エアコンを我慢したりする節約は長続きしませんが、固定費の見直しは一度やるだけで永続的な効果があります。
先取り貯蓄とインデックス投資
次にEさんが取り組んだのが、「先取り貯蓄」の仕組み化です。
給料が入った瞬間に、まず5万円を別の口座(証券口座)に移す自動振替を設定しました。残ったお金で生活するようにしたのです。最初は少し窮屈に感じましたが、人間とは不思議なもので、3ヶ月もすればその金額での生活に慣れてしまいました。
そして、その5万円全額を「つみたてNISA(現:新NISA)」で全世界株式(オール・カントリー)に投資し始めました。
個別株のように毎日値動きをチェックする必要はなく、一度設定すればあとはほったらかし。これが忙しい会社員であるEさんには合っていました。
下のグラフは、Eさんのような資産形成を行った場合のシミュレーション推移イメージです。最初は緩やかですが、時間が経つにつれて複利効果が効いてくることがわかります。


【状況(Before)】
- 29歳、一人暮らし、年収500万円。
- 貯金額:約200万円(なんとなく銀行に置いているだけ)。
- 心理:将来が漠然と不安。「生活のために耐えるしかない」と感じていた。
【行動(Action)】
- 固定費の断捨離:通信費やサブスクを見直し、月1.5万円を捻出。
- 先取り貯蓄の徹底:給料日に5万円を強制的に証券口座へ移動。
- 知識の習得:eMAXIS Slim「オルカン」vs「S&P500」などを参考に、自分に合った投資信託を選定。
【結果(After)】
- 1年後、投資元本は60万円を超え、含み益も出始めた。
- 「最悪、会社を辞めても数年は生きていける」という自信が芽生えた。
投資を始めてからの心理的変化
資産形成の効果は、通帳の数字が増えることだけではありません。Eさんが最も実感したのは、日々の仕事に対する向き合い方の変化でした。
仕事のストレスが激減
以前のEさんは、上司からの理不尽な叱責や、納得のいかない業務指示に対しても、「生活のために我慢するしかない」と自分を押し殺していました。会社を辞めたら生きていけないという恐怖があったからです。
しかし、資産が増えるにつれて、その恐怖は少しずつ薄れていきました。「いざとなれば、この資産を取り崩してしばらく休養することもできる」「最悪、転職活動中の生活費は何とかなる」。
この「逃げ道」があるという安心感が、心のバリアとなってストレスを軽減してくれたのです。
「選択肢がある」という心の余裕
「会社にしがみつかなくても生きていける」という自信は、精神的な余裕を生みます。
余裕ができると、社内の評価や顔色を伺ってビクビクすることが減り、本来の業務に集中できるようになりました。会議でも建設的な意見が言えるようになり、皮肉なことに、会社への依存心を捨てたことで、逆に会社からの評価が上がるという結果になったのです。
お金の不安が減ることで、本来やりたかった趣味や自己投資にも積極的になれる。なお、「FIREしたい」が口癖の会社員への記事にあるような、自分らしい生き方を手に入れるための土台が整ってきたのです。
Eさんは現在、副業にも挑戦し、収入源の分散化を進めています。資産形成は、単なる節約術ではなく、自分の人生のオーナーシップを取り戻すための最強の手段だったのです。
比較検討・自分に合った証券口座の選び方
これから資産形成を始めるなら、まずは証券口座の開設が必要です。
銀行の窓口で勧められるままに口座を作るのはおすすめしません。手数料が高かったり、取り扱い商品が少なかったりすることが多いからです。
ネット証券なら、手数料は業界最安水準で、操作もスマホ一つで完結します。
ここでは、会社員におすすめの主要なネット証券を比較しました。手数料の安さやポイント還元率、クレカ積立の対応状況など、自分に合った口座を選んでみてください。
まずは口座を開設し、少額からでも「投資の世界」に足を踏み入れることが重要です。
失敗しない証券会社選びのポイントは、手数料の安さとツールの使いやすさです。
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まとめ
今回は、資産形成を始めたことで人生が好転したEさんのケーススタディをご紹介しました。
- 漠然とした不安の正体を知る: 現状を把握するだけで不安は減る。
- 仕組み化する: 先取り貯蓄や自動積立で、意思力に頼らない。
- 心理的余裕: 資産は「NO」と言える力になる。
資産形成は、一朝一夕で結果が出るものではありません。しかし、今日始めた人と、1年後に始めた人とでは、確実に未来の景色が異なります。
「今日が一番若い日」です。まずは月数千円からでも、小さな一歩を踏み出してみませんか。
あなたの未来は、今の行動で確実に変えられます。









