厳しめ女子 アラ美お疲れ様です!会社員として資産形成に取り組んでいるアライグマです!
ある30代会社員の方から、こんな相談を受けました。
「投資を始めて3年経つけど、なんだか疲れてきた。毎日株価チェックして、経済ニュース読んで、SNSで情報収集して……。これ、いつまで続けるんですか?」
その気持ち、めちゃくちゃわかります。
でも、10年続けてきた人たちの共通点から見えてくることがあります。
資産形成で本当に大事なのは「何をやるか」じゃなく「何をやめるか」という視点です。
今日は、10年間の投資経験から見えてきた「やめていいこと」と、逆に「絶対にやめてはいけない1つの習慣」についてお話しします。
資産形成で「やめていい」5つの習慣



最初に結論を言います。
以下の5つは、今すぐやめても問題ありません。
毎日の株価チェックは不要
Aさん(32歳・IT企業勤務)のケースです。
状況(Before): 年収450万円、投資歴1年目。毎朝6時に起きて株価をチェック。昼休みもスマホで値動きを確認。夜は翌日の相場予想をSNSで調べる生活。
行動(Action): 株価チェックを月1回のみに変更。証券アプリをスマホのホーム画面から削除。浮いた時間を本業のスキルアップに充てた。
結果(After): 1年後のリターンはインデックスファンドとほぼ同じ。一方で本業の成果が認められ、昇給につながった。
「あの時間、何だったんだろう」とAさんは振り返ります。
長期投資において、毎日の株価変動はほとんど意味がないのです。
むしろ、見れば見るほど「売りたくなる」「買いたくなる」という衝動に駆られて、余計なトレードをしてしまいがちです。
経済ニュースの過剰チェックも不要
「FRBが利上げ」「日銀が政策変更」「地政学リスク」……
こうしたニュースを追いかけて、投資判断に活かそうとする人は多いです。
でも、プロの機関投資家でさえニュースを完璧に予測することは不可能です。
以前の記事、「他人と比較しない投資」が会社員こそ最強な理由でも触れましたが、情報過多は判断を鈍らせます。
週に1回、主要な経済指標だけチェックすれば十分です。
複雑なポートフォリオ管理も見直そう
日本株、米国株、新興国株、債券、金、REIT……
分散投資は大事ですが、個人投資家が10銘柄以上を管理するのは現実的ではありません。
オールカントリーのインデックスファンド1本で、実質的に世界中の株式に分散できます。
管理の手間を減らすことで、本業や家族との時間を確保できるメリットもあります。
短期売買での「小遣い稼ぎ」は避けるべき
「ちょっとした値動きで利益を出したい」という気持ちはわかります。
でも、短期売買で安定的に利益を出せる個人投資家は、全体の1割以下と言われています。
手数料と税金を考えると、ほとんどの人は長期保有の方が有利です。
特に会社員は、本業の時間を犠牲にしてまで短期売買する意味はないと言えます。
「完璧なタイミング」を待つのもやめよう
「もう少し下がったら買おう」「今は高値だから待とう」
こうした「タイミング投資」は、ほぼ確実に機会損失を生みます。
別記事の【投資の断捨離】向いていない投資をやめる勇気でも解説しましたが、「やらないこと」を決めるのも大切な投資判断です。
毎月コツコツ積み立てる方が精神的にも楽で、結果的にリターンも安定します。



10年続けてわかった「唯一やめてはいけないこと」
ここまで「やめていいこと」を5つ挙げました。
では、逆に「絶対にやめてはいけないこと」は何でしょうか。
答えはシンプルです。「毎月の積立投資を続けること」、これに尽きます。
当たり前すぎて拍子抜けしたかもしれません。
でも、10年投資を続けてきた人たちが口を揃えて言うのは、この「当たり前のこと」を続けられる人が圧倒的に少ないという事実です。
Bさん(38歳・メーカー勤務)のケーススタディ
Bさんは28歳から投資を始めました。
最初は毎月3万円の積立。
特別なことはせず、ただ淡々と続けるだけ。
状況(Before): 年収520万円、貯蓄100万円、投資経験ゼロ。「何から始めればいいかわからない」状態。
行動(Action): 毎月3万円をオールカントリーのインデックスファンドに積立設定。証券口座の自動積立機能を活用し、一度設定したらあとは放置。
結果(After): 10年後、資産は約480万円に。元本360万円に対して、約120万円の含み益。
途中、以下のような「投資をやめたくなる瞬間」がありました。
- コロナショックで資産が30%減ったとき
- 転職して収入が一時的に下がったとき
- 子どもが生まれて教育費が気になり始めたとき
それでも、Bさんは積立をやめませんでした。
金額を減らすことはあっても、完全にゼロにすることだけは避けたのです。


このグラフを見てください。
複利の効果は、後半になるほど大きくなります。
最初の5年は緩やかな伸びですが、6年目以降は加速度的に増えていきます。
つまり、「続けること」自体が最大の投資戦略なんです。
詳しくは月3万円から始める『サイドFIRE』準備!会社員が知っておくべき「4%ルール」の落とし穴と現実解でも解説しましたが、月3万円の積立は、将来の選択肢を大きく広げてくれます。



「続ける」ために実践されている3つの工夫
「続ける」のが大事だとわかっていても、実際に続けるのは難しい。
多くの会社員投資家が実践している工夫を共有します。
証券口座を「見ない」仕組みを作る
積立設定をしたら、基本的に証券口座を見ない。
証券アプリをスマホのホーム画面から削除している人は多いです。
見なければ、下がっても気にならない。
通知設定もオフにしておくと、さらに精神的な負担が減ります。
生活防衛資金を確保しておく
投資を続けられなくなる最大の理由は「お金が必要になったから」です。
だから、最低でも生活費6ヶ月分は現金で持っておくことが重要です。
過去に年間5万円浮く!会社員のための『保険見直し』完全ガイドと、不要な特約3選で触れましたが、固定費を削減すれば防衛資金も作りやすくなります。
保険や通信費を見直すだけで、月1〜2万円浮くケースも珍しくありません。
「投資は自動」「意志力に頼らない」
毎月の給料日に自動で積立が実行される設定にする。
これで「今月も積み立てよう」と決断する必要がなくなります。
- クレジットカード積立を活用する
- 給与振込口座から自動引き落とし設定
- ボーナス月は増額設定を事前に入れておく
こうした仕組み化が、「続ける」ための最強の武器です。



投資をやめそうになったCさんの話【ケーススタディ】



最後に、もう1つケーススタディを紹介します。
Cさん(35歳・公務員)は、投資歴5年。
状況(Before): 年収480万円、投資資産200万円。コロナショックで資産が一時的に30%減少。
行動(Action): 「また下がるかもしれない」と考え、積立を一時停止。相場が回復してから再開しようと待機。
結果(After): 相場は急回復し、最も安い時期に買えなかった。再開したものの、100万円くらいの差が出てしまった。
「あのとき止めなければ、今ごろ違ったかもしれません」とCさんは振り返ります。
投資の最大の敵は、暴落ではなく「自分の感情」です。
感情に振り回されないためにも、仕組み化と生活防衛資金の確保が重要になってきます。
参考として「iDeCo」受取時に税金で損しないための完全攻略法!改正対応の出口戦略とシミュレーションでも触れましたが、制度を理解して「出口」を見据えておくと、途中で慌てることが減ります。
目先の値動きに一喜一憂せず、長期的な視点を持つことが大切です。



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まとめ
今日お伝えしたことをまとめます。
やめていい5つのこと
- 毎日の株価チェック
- 経済ニュースの過剰追跡
- 複雑なポートフォリオ管理
- 短期売買での小遣い稼ぎ
- 「完璧なタイミング」を待つこと
絶対にやめてはいけない1つのこと
- 毎月の積立投資を続けること
投資において、「何をやるか」より「何をやらないか」の方が重要です。
余計なことをやめて、シンプルに積み立てを続ける。
これが、10年続けてきた人たちがたどり着いた結論です。
今日からできることは、証券アプリをホーム画面から消すことです。
それだけで、投資との付き合い方が変わりますよ。
投資は自己責任で、余裕資金で行うことを忘れずに。
焦らず、比べず、コツコツ続けていきましょう。











