資産形成を1年継続できた会社員が振り返る:挫折しそうになった3つの壁と乗り越え方

お疲れ様です!会社員として資産形成に取り組んでいるアライグマです!

資産形成を始めて3ヶ月目のこと。証券口座を開いて初めて「含み損」を経験しました。たった5万円の含み損だったのに、不安で眠れなくなったことを今でも覚えています。

「このまま続けて大丈夫なのか?」「もっと下がったらどうしよう?」——こうした不安を抱えながらも1年間継続できた経験から、本記事では資産形成1年目に直面しやすい3つの壁と、その乗り越え方を紹介します。

目次

なぜ多くの会社員が資産形成を1年以内に挫折するのか

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金融庁の調査によると、NISA口座を開設した人の約3割が1年以内に積立を停止しているというデータがあります。その多くは「続けられなかった」のではなく、「続ける理由を見失った」ケースです。

資産形成は短期間で成果が見えにくいため、モチベーションを維持するのが難しい。これが最大の挫折要因です。「インデックス投資は退屈」とよく言われますが、実はその退屈さこそが継続の敵なのです。

資産形成がつまらない?「中だるみ」を乗り越えて継続する3つの処方箋では、中だるみ対策について詳しく解説しています。

厳しめ女子 アラ美
確かに、最初の頃は毎日口座をチェックしてたけど、最近は全然見なくなりました。

ITアライグマ
それは良い傾向ですよ。資産形成は「見ない」ことが継続のコツだったりしますからね。

挫折しやすいタイミングとその対策

資産形成1年目で特に挫折しやすいタイミングを、アンケートデータをもとにまとめました。それぞれのタイミングで有効な対策を紹介します。

資産形成1年目で挫折しやすいタイミング

壁1:開始1ヶ月目の「これで合ってる?」不安

最も挫折率が高いのが、実は開始直後の1ヶ月目です。「本当にこの投資信託で合ってるのか」「もっと良い商品があるんじゃないか」という不安が押し寄せます。

対策:開始前に「なぜこの商品を選んだか」をメモに残しておく。迷ったらそのメモを読み返すことで、当初の判断に立ち返れます。また、投資先を1つに絞り、選択肢を減らすことも有効です。全世界株式かS&P500、どちらか1本に絞れば迷いは消えます。

実際、「どの商品が最適か」を永遠に考え続けても答えは出ません。大切なのは「始めること」と「続けること」であり、商品選びは二の次です。完璧を求めすぎず、まずは気になった1本で始めてみることをおすすめします。投資を始めてから学ぶことも多いですよ。

壁2:含み損発生時の「やめたい」衝動

初めての含み損は精神的ダメージが大きいです。「このまま下がり続けたら…」という恐怖から、パニック売りしてしまう人も少なくありません。2020年のコロナショックでは、世界中の株価が30%以上下落しました。しかし、その後半年で回復し、続けた人は大きなリターンを得ました。

対策:「含み損は長期投資の通過点」と事前に心構えを持っておく。過去のチャートを見て、暴落後に必ず回復していることを確認しておくと、冷静でいられます。含み損が出たときは、むしろ「安く買えるチャンス」と捉える発想転換も効果的です。

暴落時に売却してしまうと、その後の回復の恩恵を受けられません。「売らない」と決めておくだけで、パニック売りのリスクを大幅に減らせます。できれば、暴落時に追加投資する「スポット買い」ルールも検討してみてください。

壁3:ボーナス消費期の「今月だけ積立やめよう」誘惑

ボーナス時期や年末年始は出費が増え、「今月だけ積立を減らそう」という誘惑に駆られます。一度やめると再開が難しくなるのが厄介です。

対策:積立は「固定費」として扱い、最初から手をつけない。給料日に自動振替で証券口座に移す仕組みを作れば、「やめる」という選択肢自体がなくなります。金額を減らしてでも「継続」を優先することが大切です。

「今月だけ」のつもりが、2ヶ月3ヶ月と続くケースは多いです。一度止めると再開する心理的ハードルが上がるので、「絶対に止めない」と決めておくことが重要です。

暴落でパニック売りして学んだ会社員の『相場と向き合うマインドセット』では、暴落時の心構えを詳しく解説しています。

厳しめ女子 アラ美
含み損が出たとき、正直ビビってすぐ売りたくなりました。

ITアライグマ
多くの人が通る道ですよ。大切なのは「売らない」という選択を事前に決めておくことですね。

1年継続するために効果があった3つの習慣

挫折しそうになりながらも1年継続できたのは、いくつかの習慣のおかげでした。誰でも始められるシンプルな習慣を紹介します。

習慣1:月1回だけ資産をチェックする

毎日口座を見るのをやめ、月1回だけチェックするようにしました。日々の値動きに一喜一憂しなくなり、精神的に楽になりました。給料日にチェックするルーティンを作ると習慣化しやすいです。

証券アプリの通知をオフにするのもおすすめです。毎日「今日の運用実績」の通知が来ると、ついアプリを開いてしまいます。通知を消すだけで、「見ない」習慣が身につきます。

習慣2:資産形成の仲間を作る

SNSやコミュニティで同じく資産形成をしている人とつながりました。「みんなも頑張っている」という連帯感がモチベーション維持に効果的でした。X(旧Twitter)の投資アカウントをフォローするだけでも効果があります。

習慣3:「いくら増えたか」より「何ヶ月続いたか」を見る

運用成績ではなく、継続期間を自分の評価基準にしました。「12ヶ月連続で積立できた」という事実が自信になり、次の1年も続けようという気持ちにつながっています。

スプレッドシートやノートに「継続月数」を記録するのもおすすめです。「もう何ヶ月続いた」と数字で見えると、達成感を得られます。ゲームの連続ログインボーナスのような感覚です。

会社員が資産形成を3年続けて分かった継続のコツと失敗談では、さらに長期の継続について解説しています。

厳しめ女子 アラ美
継続期間を見るっていう発想はなかったです。確かにモチベになりそう。

ITアライグマ
資産形成は「続けた人が勝つ」ゲームですからね。まずは1年を目標にしてみてください。

ケーススタディ:1年目で挫折しかけたBさんが継続できた理由

会社員Bさん(20代後半・年収400万円)が、資産形成1年目で3回挫折しかけながらも継続できた事例を紹介します。

状況(Before)

  • 新NISAをきっかけに月3万円の積立投資を開始
  • 投資信託は全世界株式(オルカン)を選択
  • 開始2ヶ月目で初めての含み損(マイナス2万円)を経験し、毎日不安だった
  • ボーナス時期に「今月だけ積立やめよう」と考え、実際に1回停止してしまった
  • 半年経っても大きな成果が見えず、「本当に意味があるのか」と疑問を感じていた

行動(Action)

  • 証券アプリの通知をオフにして、口座チェックを月1回に変更した:毎日見る習慣をやめたことで、含み損への過剰反応がなくなり、精神的な負担が大幅に減少した
  • 積立を「固定費」として給料日に自動振替する設定を導入した:手動での振替をやめたことで、「今月だけやめよう」という誘惑が発生しなくなった
  • 投資仲間を作るためにX(旧Twitter)で投資アカウントを10人フォローした:同じく資産形成をしている人の投稿を見ることで、継続するモチベーションが維持できるようになった
  • スプレッドシートで「継続月数」を記録するようにした:運用成績ではなく継続期間を評価基準にしたことで、含み損時期も「それでも続いている」という自信につながった

結果(After)

  • 1年間で12ヶ月連続の積立を達成(累計36万円の積立)
  • 含み益はプラス3万円程度だが、「続けられた」という達成感が大きい
  • 2年目は月4万円に積立額を増額する予定
  • 「投資=怖い」というイメージがなくなり、老後への不安も軽減した
  • 資産形成の習慣が定着し、他の固定費見直しにも目が向くようになった

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ITアライグマ
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まとめ

資産形成1年目は「壁」との戦いです。含み損、ボーナス消費期、成果が見えない中だるみ——こうした壁を乗り越えた先に、継続の自信が生まれます。この1年で得た経験は、2年目以降の資産形成をぐっと楽にしてくれます。

  • 開始1ヶ月目の不安は「選んだ理由をメモしておく」ことで乗り越える
  • 含み損は「長期投資の通過点」と事前に心構えを持っておく
  • 積立を「固定費」扱いにして、自動振替で継続の仕組み化を図る
  • 「いくら増えたか」より「何ヶ月続いたか」を自分の評価基準にする

まずは1年の継続を目標に、2025年も一緒に資産形成を頑張りましょう。応援しています。

厳しめ女子 アラ美
1年続けられたら自信になりそうです。まずは月1回だけ見るようにしてみます。

ITアライグマ
その姿勢が大切ですよ。焦らず淡々と続けていきましょうね。

※本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。記事内には広告が含まれます。投資の最終決定はご自身の判断と責任でお願いいたします。
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この記事を書いた人

都内で働く会社員(既婚・子持ち)です。
家計の整え方と投資の続け方を、会社員目線で分かりやすく発信しています。
一緒に、無理なく“続く資産形成”を作っていきましょう。

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